トヨタTOYOTA
「環境と財布にやさしいクルマ」ハイブリッドカーのイメージとして一番わかりやすい表現ではないでしょうか。一番ガソリンを費消する発進や加減速時には蓄えた電気を使い、安定走行時にはガソリンを使って燃費を節約し、CO2の発生も抑えられるのでエコですね。こんな一石二鳥はたいていの人が大好きです。そして、ハイブリッドカーといえばトヨタのプリウス。これはもう代名詞みたいなものです。高級感漂う外見に、静かな走行音、そして発売当初よりだいぶ手ごろになってきた価格。ただ、あまりにも有名になりすぎて一時期の皆が着すぎて敬遠されたユニクロみたいな雰囲気も漂わせています。
そこで、プリウスの他にもトヨタにはハイブリッドカーのラインナップがある、ということを少し話させていただきます。
まず挙げられるのは「プリウスα」。これは文字通り、プリウスのバージョンアップ版と考えて下さい。得に嬉しいのはプリウスとほとんど全長が変わらないのに7人乗りが可能なバージョンが存在すること。駐車場が狭い、運転技術が未熟といった理由で全長の長い車を避ける人も少なくないと思いますが、それでも7人乗れるのはありがたい話です。
逆に、長い車に乗り慣れている、大容量を運びたい、という人にとっては「エスティマハイブリッド」があります。こちらは耳に慣れたブランド名「エスティマ」のまさにハイブリッドタイプと定義してよいでしょう。大きい車ほど燃費の良さを求めたいものです。
一方、独特の風貌を持っているのが「カムリ」です。どちらかといえばハイブリッドだけに中性的な外観が主流となっているハイブリッドカーですが、この「カムリ」は「男」の匂いを発散しています。どちらかといえば、「濃紺」や「黒」といった濃い色の好きな方には好まれるのではないでしょうか。内装も黒ですので、統一感があります。
「SAI」は上級者向け、の気配を漂わせています。京都や奈良、といった古都などを静かに走ると映えると思います。おすすめカラーは「シルバー」です。
以上、駆け足でトヨタのハイブリッドカーを紹介させていただきました。電気自動車ではこれから電気の値上げラッシュで却って高くつく可能性もあります。今一度ハイブリッドのいいとこどりを見直してみてはいかがでしょうか。